366/94日目
夫婦のかたち
まだ、日本は遅れている感はあるけれど、
現代は、色々な夫婦の形が多様になってきた。
・事実婚
・同性婚
細かなものまで入れたら何種類もある。
私が籍を入れたのは40歳
パートナーは58歳だった。
いわゆる、
・高齢歳の差婚(私は初婚・相手は×1)
こども
こどもは、欲しかった。
最後のチャンスと思った。
婦人科に行き検査を受け、不妊治療を始めた。
パートナーも少しは協力してくれたけど、
積極的ではなかった。
タイミング療法まで進みつつ、お互いの検査をする。
検査結果が良くない。。。
私の壁も硬くなっている。
パートナーの方は、変形がほとんど。
妊娠の可能性は0.00002%ほど。
良くないというより絶望感を覚えた。
『それでもこれからもっと治療がきつくなりますけど、
頑張れますか?』
そう聞かれた。
パートナーには、変形の事言えなかった。
そして、諦めた。
世の中
海外でも、日本でも有名人の高齢出産が増えて
一般人にも浸透して、40代でも何も問題ない様な錯覚を覚えていた。
男性側も70代で子供が出来たなど希望をもたせるニュースが出てくる。
自分もやりたいこと優先でそのうちという甘い考えだった。
冷静に考えれば、ニュースになる位だ。
『稀』 なのだ。
[出産は若いうちが良い。]
と昔からいうが、今なら正しいと思う。
体力的にも。
子供の成長を見守るにも。
子供がまだ学生なのに介護をしなくてはいけない状態になると悲惨だ。
子供に迷惑が掛からない、経済状況なら心配は無い。
夫婦二人で
こどもを持てなかったことに、たまに寂しくなることもある。
子供のいる家庭とも、距離を感じることもある。
現世では持てなかった理由をいくら考えたところで
過去に戻れるわけでもなく、今更どうしようも無い。
だから、受け入れた。
子供のいる家庭でも、いない家庭でも良し悪しはある。
どちらの状況でも現状をどう受け入れ、
どう自分の人生を最後まで全うできるかだ。
パートナーと、あとどれだけ一緒にいれるか分からない。
一緒にいる時間を、どれだけ楽しめるかを考えたほうが人生楽しい。
先に高齢者になっていくパートナー。
60代中盤になって衰えを感じてきた。
今後更に早まるだろうけど、まだまだ2人の冒険の途中だ。
おわりのつぶやき
この手の話は、その人の立場によって様々な考え方がある。
若い頃には、そんなに深刻に考えきれない。
49歳の今思う気持ちだ。
それでは、
272日後の未来がちゃんと訪れて、世界中が穏やかでありますように♥
今日もおつかれさまでした☆